香芝市長選挙が2024年5月に行われた香芝市長選挙で初当選を果たした三橋かずしさんが6月3日(月)、香芝市役所に初登庁しました。
三橋市長は訓示式で職員に向けて、次のような職務に対する基本的な姿勢と心得を話しました。
【2024年香芝市長選挙を振り返る】4人が立候補、大激戦の選挙戦【三橋かずし候補が初当選】
香芝市 三橋かずし市長 初登庁で職員に向けた訓示
先の市長選において市民のみなさまからのご信託を受け、ここに香芝市長として就任をいたしました。
本日は私が香芝市政をお預かりするにあたり、職員のみなさんに求める職務に対する基本的な姿勢と心得についてお話をいたします。
香芝市の発展に向けて果敢に挑戦する姿勢を期待
職員として市民らの期待に応えるために、いかなる方策を講ずるべきであるのかをよく考え、なすべきことを実行し、香芝市の発展に向けて果敢に挑戦していく姿勢をもつことを期待しています。
公正性・公平性の確保をすべてに優先
法令順守の意識を高く持ち、「法貴きに阿(おもね)らず、縄曲(じょうきょく)に撓(たわ)まず」。
この精神を職員が1人残らず、遺漏(いろう)なく共有し、行政が保有する情報の管理や開示の在り方を含め、行政の執行上における公正性および公平性の確保をすべてに優先して徹底するように強く求める次第であります。
議員間に優劣をつけず、適切な対応を
職員のみなさんにおいては、議員はその1人1人が市民による直接選挙によって選出され、市民の負託を受けた代表者であることを認識し、決して特定の議員のみに重きを置いたり、特定の議員を軽んじたりすることのないよう、議員間に優劣をつけることなく、適切な対応を取っていただくようお願いいたします。
香芝市の明るい未来を描くことを期待
公約の内容に沿い、「父になるなら香芝市」「母になるなら香芝市」と子育て世代を中心に選ばれる町として発展させ、若者世代・高齢者世代、あらゆる世代が相互に支え合っていく活気のあふれる街にしていくことを目指し、職員が一丸となって、市民のみなさまとともに香芝市の明るい未来を描いていただくことを期待しています。
法貴きに阿らず、縄曲に撓まずとは
「法貴きに阿らず、縄曲に撓まず」には、どんなに身分が高いからと言って、その人に都合が良いように判決がなされることはない。身分の高い人や権力者に気に入られるために、法の適用を曲げてはならないとの意味があります。