JR香芝駅のバリアフリー事業。公明党の香芝市議らの尽力もあり、2021年にバリアフリー化が決定。現在、JR香芝駅のバリアフリー化に伴う工事が進められています。
工事の進捗状況を見てきましたので、現場からレポートをお届けします。
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JR香芝駅のバリアフリー事業について
JR香芝駅のバリアフリー事業では「エレベーター付き跨線橋の整備」「ホームのかさ上げ」「ホームに内方線付き点状ブロックの整備」「音声音響装置の整備」「移動円滑化(車いす)経路への屋根の整備」などが行われます。
今回のバリアフリー工事には東側の改札工事は含まれていません。
JR香芝駅バリアフリー化の状況
JR香芝駅ではバリアフリー工事に伴い、出入り口の左右にネットが張られ、工事が進められています。ネットには工事完了後のイメージ画像の掲示されています。きれいな駅になりそうですなぁ。
バリアフリー工事の影響で1番のりば(王寺・天王寺方面)のホームがかなり狭くなっています。夜や他の人とすれ違う時は注意しないといけません。
跨線橋(こせんきょう)もきれいに整備されています。少し前までは老朽化していた跨線橋がかかっていましたが、これなら雨の日でも安心です。
跨線橋には1番のりばと2番のりばに1基ずつ、合計2基のエレベーターが設置されています。
階段には手すり、滑り止め、蛍光テープが貼られています。これなら、小さな子どもや高齢者も安心して利用できます。
跨線橋からきれいに整理された1番のりば(王寺・天王寺方面)のホームが見えます。
まだ、工事が進められているので一時的にホームが狭くなってはいますが、点字ブロックやエスカレーターの整備も進み、格段に利用しやすい駅になっていました。
香芝市のホームページによると、バリアフリー工事の期間は8月までの予定だそうです。
JR香芝駅のバリアフリー化 負担割合問題も
JR香芝駅のバリアフリー化では奈良県の負担が低く、香芝市の負担が大きいという問題がありました。
川田ひろし市議のXでの投稿によると当初は「3億円の県と市の負担割合が県=1:市=9」となっていました。それを「市議会議長として県と交渉して、県=5:市=5と平等になった。金額にして1.5億円が助かった」と是正に尽力されました。
JR香芝駅 2023年10月から改札口の営業時間が変更
JR香芝駅では2023年10月1日(日)から駅係員さんが改札口で対応する時間が変更となっています。
平日ダイヤの運行日
- 始発~8時 駅係員不在
- 8時~16時20分 改札口の営業時間
- 16時20分~16時40分 駅係員不在
- 16時40分~17時40分 改札口の営業時間
- 17時40分~終電 駅係員不在
土休日ダイヤの運行日
- 始発~9時の間で駅係員不在
- 9時以降は平日ダイヤと同じ時間に改札口を営業します